示唆示唆示唆
・文章は肉体作業。読んで書いて指摘をもらって血肉化する。具体的な方法論よりは、地道な訓練で体質を鍛える。
・日常で考えたことは全部メモってみる。人間は思ってるより沢山のことを考えている。「メモしよう!」思ってる何倍か広めに、本当に浅いちょっとしたことでも拾ってみる。どこかにメモってみる。
・毎日の行動の半分くらいが習慣らしい。ご飯を食べたいときに、身体が欲してるんじゃなくて、ご飯を食べたいと思うという習慣に引っ張られてたら?という観点を持つ。新しい習慣を習得したいとき、脳が反抗して元の状態を保とうとすることを忘れない。
・すぐに作業しない。すぐに手を動かさない。WBSを作る。仕事の手順、進め方、段取りをまず考える。全体像の大きな枠組みを捉えた上で進める。そうすると、分解して分担できるし、全体の作業が見えるから安心できるし、それが最適な方法かを適宜見直すことができる。
・ロジカルシンキングの精度を高める。ロジカルシンキングを日頃から鍛える。ロジックツリーを作る。ロジックツリーの良いところは、よい問題(現状とあるべき)・原因・解決策を選択肢、悪いものを捨てることができる。しかも安心して取捨選択できる。街を歩きながら、「〇〇が外食業界で1位」と見たら、「なぜ外食業界で1位なのだろう」「どうやって1位になったのだろう」と考えて、ロジックツリーを作ってみる。それを地道に繰り返す。
・雲雨傘。事実と解釈と対策を必ず分ける。事実だけで提示してもだけで、そこから何が読み取れるかという示唆・洞察・解釈が必要。
・情報に接するときに、必ず考える。考えるとは、自分の意見を持つこと。自分の仮説を持つこと。「朝食を抜くと痩せる」という情報があるときに、答えをすぐに検索するのではなく、「なぜ朝食を抜くと痩せるのか」「朝食を抜くと本当に痩せるのか」という自分の意見を持つ。その1分くらい考える時間を持ってから正解を見る。正解を沢山持つことが大切なのではない。情報を仕入れても右から左へ流れるし、情報源さえ分かればそれでいいことだってある。仕事で価値を出せるのは考えること。
・「だからなんなのだ?」「So what?」を絶対に考える。情報・データだけを提示しても親切じゃない。相手がそこから考えないといけなくなる。必ず自分の意見・解釈・示唆・洞察を出す。10人いたら2人くらいしか気付きそうにない示唆を出す。
・アウトプットドリブンで考える。資料作成のとき、まずは成果物の枠組みから考える。どれくらいの時間で終わるか、目標を立てる。ちょっと背伸びして(首絞めない程度に)難しめの目標を作ってみる。何も考えずに調査や材料集めから始めない。
・15分単位で目標を立ててみる。15分後にどこまで完了してるかをイメージして、実施後にイメージとのずれ、遅れてる場合はどうやったらスピードを上げれるか、早く終わったら見積もり力など、振り返る。
・質問やフィードバックにはなるべく意図を付け加える。もしくは集団の機能や事前の共有で意図の認識を合わせる。フィードバックだけを与えると、冷徹な印象を与えることもある。「なぜそのフィードバックをしているか」を相手に伝わるようにコミュニケーションを取る。説明加える、対話する、など。
・接点を多くするのは大事。だが多過ぎると関係性によっては相手に辟易される。もしくは相手は本当は別に気にしていないけど自分が気にしてしまう場合もある。最後にアクションが重なって相手に負担にならないよう、なるべく早めにアクションして、心地よさそうな接点の感覚を設定する。
・主張も大事だけど、主張が強すぎると、相手の心が動かなくなる場合もあるので要注意。