「ちょっといいですか?」

・ある時間枠での目標を決める。四半期、今月、今週、今日、3時間、1時間、15分の中でどこまで達成したいかを見て、そこから逆算する。

・構えずにその時その場で対応ができそうなものは、ボールを話して脳のメモリを空ける。「チャットツールで返信をする」というタスクを作って管理するよりは、その場で返信をしてしまったほうがいい。

・動いている感は想像以上に大切。周りから見ると(自分は結構動いているつもりでも)見てない、見えない。

・席を立って色んな人と話す、上司に(正直、そんなに重要じゃなくてチャットツールやメールとかで確認をしてもいいことでも)「ちょっといいですか?」と話しかける、上司がいないときじゃくてわざと上司がその場にいるときに同僚に話しかけて「動いてますよー」を出す。そういうフットワークの軽さ、接点を沢山持つこと、動き回ることで「あ、よくわからないけど、あの人仕事してそう」がわかる。

・それをしないと自分の実力も認識されないリスクがある。「あれ、自分はやってるつもりなのにな」と思うことがあれば、もしかしたらしっかり見せることができていないかもしれない。

・社内調整のときに、「打ち合わせ」という形をとると、レビュアーは構える。構えると、重要要素以外の細かい部分まで指摘をしたり、レビューのためのレビューを発生したりし、時間と思考力を使う。

・レビューのためのレビューはなるべく避けたい。レビューのためのレビューは本質的でないけど、気になったしその場が設けられたからとりあえず発言してしまうもの(別に本当は流しても重要ないけど、発言を受けたから、推進者としてはレビューしてもらったし、ある程度対応を約束しないといけなくなる)。

・構えると、打ち合わせ内で「ここは細かいので無視してください」と言っても、人間は目に入ったものは気にしないのは難しい。だから、とりあえず目に入って気になるものに関して発言したくなる。(たとえそれが本質的でなくても。)

・本質的かつ効率的(時間と思考力を使わず)にレビューを受けるには、「打ち合わせ」という明確な時間をカレンダーで設定せず「あの、ちょっといいですか?」と席に向かい、」5 ~ 10分くらいで話す。承認をもらう。

・カジュアルな「ちょっといいですか?」だから相手は気持ちや思考を構えない。そして、相手はその場で結論付けようとし限られた時間でレビューをしようとすると、大事な要素に注目するから、相手が大事だと思っていない具体各論は無視される。

・もし話し手が飛ばしてしまった中に重要な具体各論があるなら、その場で指摘があるし、もし時間を要しそう(相手も構えて思考を整理したい)なら、「あとで打ち合わせの時間とって話そうか」となる。

・フィードバックを反論をするときは、必ずクッションを入れる。承認する、感謝の言葉・労いの言葉をかけてから、自分のコメントに入る。小さいコミュニケーションでもすごく人間性・関係性にインパクトを与える。